Scope#06 | Rehabilitating Angolan textile factories

アンゴラ繊維工場の新たな出発

旧ポルトガル植民地だったアンゴラ共和国は1975年に独立を果たすが、その後も長年にわたり内戦が続いていた。2002年4月に平和合意調印がなされ内戦が終結すると、国家再建のための産業振興がアンゴラにとって重要かつ喫緊の課題となった。かつてはアフリカ最大の綿花生産国であったアンゴラが、再び繊維産業を復興させるため、丸紅グループは繊維工場のリハビリプロジェクトに挑んだ。2013年8月に完工したルアンダの工場は、200人もの雇用を生み出した。
「この工場の開業により、思ってもみなかったような知識や経験を得ることができました。この新しい事業は私たちにとっての第一歩なのです。」品質管理のリーダーを務めるAngelaは、未来に向け、目を輝かせていた。

(本文は、2016年12月の取材をもとに作成しています)