2024年8月、丸紅ビル(東京本社)1階の植栽エリアが、東京都の在来種植栽登録制度「江戸のみどり登録緑地」に優良緑地として認定されました。
「江戸のみどり登録緑地」は、在来種を積極的に植栽し、生物多様性の保全に取り組んでいる緑地を東京都が登録・公表する制度です。生きものの生息生育環境へ配慮した、特に優れた緑地は「優良緑地」として登録されます。
植栽エリア「紅(くれない)の杜」は、皇居や日本橋遊歩道などとのつながりを意識して創られた緑地です。広く繋がる高い木々の樹冠や、その下にある中低木、地表の植物を組み合わせ、また、生物多様性を考慮し、モチノキやヤブツバキなどの日本の在来樹木を中心に植えており、皇居と周辺の緑地をつなぐエコロジカルネットワークの形成に貢献することを目指しています。
自然・環境
丸紅グループが志向する脱炭素化、循環経済への移行、
自然との共生を社会貢献活動を通じても追求します。
東京都在来種植栽登録制度「江戸のみどり登録緑地」登録
奥多摩森林保全活動
2006年以降、東京都青梅市の「青梅上成木森林環境保全地域」で間伐・山道修復・除伐活動を行っています。この活動は、東京都に残された貴重な森林・里山・雑木林等を、企業・行政・NPOの連携によって保全する「東京グリーンシップ・アクション」の一環です。
2023年11月には、丸紅グループ社員およびその家族・友人を含め総勢約29名が、台風で荒れた山道の修繕や除伐作業を行いました。
アドプトフォレスト「丸紅の森」
2024年10月、大阪府岸和田市神於山(こうのやま)で、丸紅グループの役員・社員およびその家族約30名が、NPO法人「神於山保全くらぶ」メンバーの指導のもと、竹の伐採、間伐活動やイノシシよけの柵作りなどを体験しました。
丸紅大阪支社は、2006年に大阪府の育林・森林整備活動「アドプトフォレスト」に賛同して以降、2011年12月に大阪府、岸和田市、神於山保全くらぶとともに「丸紅の森」宣言書に調印する等、神於山での森林整備活動を継続してきました。2017年12月には、長期にわたって活動に協力している企業の1社として、大阪府から感謝状を贈呈されました。
全国小中学校児童・生徒環境絵画コンクール
1998年より、全国小中学校環境教育研究会が主催する「全国小中学校児童・生徒環境絵画コンクール」に協賛しています。
2024年1月に開催された第26回の表彰式では、4,679点の応募作品の中から小学生の部、中学生の部の各1名ずつに「丸紅特別賞」を授与しました。