社会産業・金融グループ金融・リース・不動産本部
主要取扱商品・分野
- 自動車販売金融事業
- 航空機・航空機エンジンリース事業
- 冷凍・冷蔵トレーラー、商用車、貨車のレンタル・リース事業
- 総合リース事業およびノンバンク事業
- 次世代金融事業、フェムテック関連サービス
- プライベートエクイティファンド運営事業、国内投資事業
- 国内・海外不動産開発事業
- 不動産REITおよびファンドの運営事業
- 米国不動産アセットマネジメントサービス事業
- 保険事業
本部の強み
自動車販売金融事業
自動車関連のファイナンス事業では、米国・チリ・オーストラリア・インドネシア等においてBtoB、BtoCの各顧客向けに、業界における先進的なサービス・商品など、ニーズに応じた各種機能を提供しています。自動車分野において長年に亘り培った業界でのノウハウや競争力のあるデータ分析技術を活かして、顧客の利便性の向上、更なる事業成長を目指します。
航空機リース事業・航空機エンジンリース事業
新興国の成長などを背景とした中長期的な航空旅客需要拡大を見込み、航空機・エンジン販売や整備支援などを通じて培ったノウハウを活かして、2010年に航空機リース事業、翌年には航空機用エンジンリース事業に参入、2013年には航空機リース大手の米国エアキャッスル社に出資、2020年にはみずほリースと共同でエアキャッスル社の全株式取得を実施しました。
冷凍・冷蔵トレーラーのリース、商用車、貨車のレンタル・リース事業
米国の堅調な陸上輸送需要に対応し、冷凍・冷蔵トレーラーのリース・レンタル事業および貨車リース事業を展開しています。また、カナダの商用車レンタル・リース、販売、ディーラー事業では、顧客の様々な輸送ニーズに応じたサービスを提供しています。
総合リース事業およびノンバンク事業
リース・ノンバンク事業では、様々なファイナンシャルスキームを活用して、顧客に最適な解決策を提案しています。2020年には、みずほ丸紅リースを通じAuxilior Capital Partners, Inc.の持分取得により米国ベンダーファイナンスへ再参入しました。今後はみずほリースとの連携により、みずほ丸紅リースを通じた丸紅グループの国内外キャプティブビジネスのさらなる伸長および、国内・海外におけるリース ・ファイナンス事業領域の拡大を推進していきます。
次世代型金融事業、フェムテック事業
次世代金融事業では、消費者向けデジタル金融サービスの世界的な需要拡大を見込み、モンゴルに本社及びフィンテック開発拠点を置くAND Global社に2020年に出資するなど、国内・海外のフィンテック関連企業への投資を通じ、新たな金融ビジネスモデルの構築を目指しています。
フェムテック事業では、2022年に設立した株式会社LIFEM(ライフェム)社を通じて、働く女性の健康課題改善と職場環境変革の支援を行っています。サービス提供を通じ、企業のDE&Iや健康経営をサポートし企業競争力強化を推進していきます。
プライベートエクイティファンド運営事業、国内企業投資事業
丸紅グループでは国内外で中堅中小企業を投資対象とするプライベートエクイティファンドの企画・運営を行っています。25年超培ってきた投資ノウハウと、丸紅グループの総合力を活かした商社機能を用いた投資先の事業支援を強みに、投資家、投資先、社会等あらゆるステークホルダーに対してのソリューション提供を目指します。
ファンド運営事業では中核子会社であるアイ・シグマ・キャピタル、ならびに有力パートナーAdvantage Partners グループとの共同ファンド運営会社において併せて1,000億円超のファンド運営に関与しています。
国内企業投資事業では、M&Aにより新たな事業基盤・ビジネスモデルを取り込むとともに、PE事業にて培った知見も活かし、長期保有を基本方針として経営効率化・生産性向上・海外展開等による投資先の成長を図ります。
商社機能を活かした総合不動産業としての国内不動産開発事業・不動産関連事業
50余年、8万戸以上の国内分譲マンションの供給実績を有する丸紅が手がける国内不動産事業の領域は多岐に亘り、様々なアセットの不動産開発や企画提案に加え、施設運営・管理や不動産仲介など、幅広い不動産ビジネスを展開しています。
近年では、不動産・建設領域における新規事業への取り組みとして、建設業界の生産性向上に寄与する建材検索プラットフォームの運営を行っており、さらなる事業拡大を行っていきます。
不動産REITおよびファンドの運営事業
2003年に総合型リート「ユナイテッド・アーバン投資法人(2024年2月末時点の運用資産残高6,974億円)」、2014年に同じく総合型の私募リート「丸紅プライベートリート投資法人(2024年2月末時点、同3,636億円)」の運用を開始、個別投資家向けに最適化した不動産私募ファンド事業(2024年2月末時点、同1,621億円)を含めて合計1兆円超の不動産の運用事業を行っています。また2019年には「ジャパン・インフラファンド投資法人(2024年2月末時点、同677億円)」を立ち上げ、再生可能エネルギー施設のファンド運営にも進出しました。
不動産ワンストップソリューションの中核を担う丸紅リアルエステートマネジメントでは、不動産管理運営付帯サービスへの積極的な取り組みを拡大し、グループとしてさらなる資産規模の拡充と管理運営による業容拡大に努めています。
海外における不動産開発・投資事業
国内の不動産開発事業で培ったノウハウを活かし、中間所得層が拡大し住宅需要が旺盛な中国・アセアン諸国・インドにおいて、分譲マンションを中心とした不動産開発事業を展開しています。また米国においては稼働中賃貸住宅への投資に加え、日本国内投資家向けに、不動産投資物件の取得助言、投資後の資産運用全般、売却の提案・実行等、米国不動産投資に係るアセットマネジメントサービスをワンストップで提供しています。
総合的な保険ソリューションの提供
国内外の様々な損害保険会社、生命保険会社とグローバルなネットワークを持ち、国内では保険代理店である丸紅セーフネットおよびWizleap、海外では保険ブローカーであるマルニックスグループ(東京、シンガポール、ロンドン)を中心に、保険・再保険の手配や事故時の保険求償など、法人及び個人のお客様のニーズに沿ったリスクマネジメントサービスを提供しています。