食料・アグリグループ食料第二本部
主要取扱商品・分野
- 畜産物・畜産加工品
- 穀物および油糧種子(トウモロコシ・小麦・大麦・大豆・菜種・食用豆類など)の取り扱い(集荷・販売および輸出入)
- 大豆粕・菜種粕・魚粉など飼料副原料
- 配合飼料
本部の強み
特色のある畜産物の生産・販売事業をグローバルに展開
海外では、世界各国で増加する高品質な牛肉のニーズに応えるべく、豪州レンジャーズバレー(肉牛肥育)と米国クリークストーン社(牛肉処理加工)にて事業を行っています。豪州・米国の二拠点体制で、ブラックアンガス牛に代表されるプレミアムビーフの生産・処理加工を行い、グローバル戦略を強化しています。
また、中国では、日本での経験・ノウハウを活かしたブロイラー一貫生産の合弁事業を展開し、鶏肉・鶏肉加工品の生産を拡大しています。
国内では、日本チャンキー(種鶏事業)、およびウェルファムフーズ(ブロイラー及び豚肉の生産・販売)を有し、厳格な生産管理に基づく安全・安心な食肉製品を量販店・外食や畜産加工メーカーに販売しています。
米国/ブラジルにて穀物集荷・販売、輸出事業を展開し、アジアを中心とした全世界へと販売展開する穀物トレーディング
穀物取扱量は総合商社トップクラス。北米・南米を中心に全世界からの穀物調達体制と全世界への販売展開により、国際競争力のある穀物を日本国内に安定供給するのみならず、増加する世界の穀物需要に対しても柔軟に供給する体制を築き上げています。
世界最大の穀物生産・輸出国である米国では、穀物集荷と販売事業のコロンビアグレイン社、米西海岸に輸出ターミナルであるパシフィコ社を配し、日本はじめ世界各国の穀物需要にきめ細やかに対応できる体制を整えています。穀物集荷の最前線では、肥料や種子販売も実施しており、グループ各社が緊密に連携し北米穀物の安定供給を実現させています。また米国に次ぐ穀物生産・輸出国として成長著しいブラジルでは、穀物の保管・船積設備を保有するテルログ社を保有しています。テルログ社は、中国・東南アジアなど新興国の需要増加とブラジルの生産拡大をつなぎ、安定的かつタイムリーな穀物輸出を実現させています。
全国に穀物サイロを配置し、大量の穀物を安定供給
パシフィックグレーンセンター社をはじめ丸紅グループは全国に7カ所の穀物輸入サイロを保有しています。これらの輸入サイロは、隣接する各飼料・搾油工場に対して、穀物の効率的な供給を実現しています。また、製油業界トップメーカーの日清オイリオ及び配合飼料業界トップクラスの日清丸紅飼料に出資し、原料の供給などを行っています。