2023年

英国政府とのクリーンエネルギー事業の協力に関わる覚書締結について

2023/10/12
丸紅株式会社

丸紅株式会社(以下、「丸紅」)は、2023年10月11日、英国政府のビジネス・通商省との間で、英国における洋上風力発電、水素、スマートエネルギー等のクリーンエネルギー事業の促進に向けた包括的な協力に関する覚書(以下、「本覚書」)を締結しました。

【調印式の様子】 【調印式の様子】

(左から)丸紅株式会社 執行役員 電力本部長 原田悟、ジュリア・ロングボトム駐日英国大使、
英国ビジネス・通商省 ドミニク・ジョンソン投資担当閣外相

英国政府は、2050年に温室効果ガスの排出量をネットゼロにすることを目標に掲げており、洋上風力発電では2030年までに最大50GW(内、浮体式洋上風力発電を最大5GW)、低炭素水素(※)は2030年までに10GWの製造能力確保を目指しています。本覚書では、英国政府と丸紅の協力関係を確認し、丸紅が事業パートナーと共に今後10年間で約100億ポンドのクリーンエネルギー分野に投資する方針を、英国政府が支援することを示しています。

丸紅は、サステナビリティ推進の一環として、世界の気候変動対策への取組みに貢献すべく、2018年9月に石炭火力発電事業および再生可能エネルギー発電事業に関する取組み方針を発表、2021年3月には気候変動長期ビジョンを策定、そして同年11月には、英国スコットランド開発公社と脱炭素化に向けた包括的な協力に関する覚書を締結しています。

今後も、丸紅は、英国政府・自治政府との協業を活かしながら、英国においてクリーンエネルギー事業を推進し、英国のネットゼロ達成に向けて貢献すると共に、英国における事業で得られた知見・経験を日本に還元することで日本の脱炭素化にも寄与していきます。

(※)低炭素水素:グリーン水素等の生産過程の温室効果ガス排出量が抑えられた水素。

【関連プレスリリース】
・2021年11月10日
 スコットランドにおける浮体式洋上風力発電・グリーン水素を用いた脱炭素化に向けた覚書締結について
 https://www.marubeni.com/jp/news/2021/release/00099.html

・2021年3月9日
 『気候変動長期ビジョン』 ~温室効果ガス排出のネットゼロに向けて~
 https://www.marubeni.com/jp/news/2021/release/00022.html

・2018年9月18日
 サステナビリティへの取組み方針に関するお知らせ
 (石炭火力発電事業及び再生可能エネルギー発電事業について)
 https://www.marubeni.com/jp/news/2018/release/00036.html

以 上

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