2023年

海外インフラ資産へのエクイティ投資に特化したファンド『MMキャピタル・インフラストラクチャー・ファンド2号』のファーストクローズについて

2023/09/01
丸紅株式会社
株式会社みずほ銀行
アセットマネジメントOne株式会社

丸紅株式会社(以下、「丸紅」)、株式会社みずほ銀行(以下、「みずほ銀行」)、及びアセットマネジメントOne株式会社(以下、「AM-One」)は、海外インフラ資産へのエクイティ投資を目的としてMM Capital Partners 2号株式会社(以下、「MMCP2」)を設立し、MMCP2が運営・管理する『MMキャピタル・インフラストラクチャー・ファンド2号』(以下、「本ファンド」)を組成、ファーストクローズ(第1次資金募集完了)を実施しました。

ファーストクローズには、丸紅、みずほ銀行のほか、みずほリース株式会社、みずほ丸紅リース株式会社、株式会社SBI新生銀行、三井住友信託銀行株式会社が出資者として参加しました。今後1年かけて幅広く投資家を募り、500億円規模の運用を目指します。

丸紅、みずほ銀行、AM-Oneは、安定的なリターンが見込まれる海外インフラ資産への投資を目的に2019年に『MM キャピタル・インフラストラクチャー・ファンド1号』を立ち上げました。丸紅の海外インフラへの知見・ネットワークと、みずほ銀行の高度な金融サービス提供力、AM-Oneのオルタナティブ投資運用力を掛け合わせ、鉄道、ガスパイプライン、病院など計8資産、総額500億円規模の投資を2023年6月に完了しました。これまで国内投資家にとってタッチポイントが少ない海外インフラ資産への投資機会を円建てで提供し、安定的なリターンを国内外の様々な投資家に評価されています。

後続ファンドとなる本ファンドにおいても、OECD(経済協力開発機構)加盟国に所在する、交通インフラ分野、エネルギーインフラ分野、社会インフラ分野を主な投資対象として、操業開始済みで安定的なキャッシュフローを創出する資産(ブラウンフィールド)を中心に投資します。これにより、カントリーリスクやプロジェクトリスクの低減を図るとともに、安定的な配当を行うことで、国内外の金融機関や年金等の機関投資家へ長期・安定的な資産運用先を提供することを目指します。

インフラ資産は、安定的なリターンが見込まれるオルタナティブ投資資産として需要が拡大しています。丸紅、みずほ銀行及びAM-Oneは、今後も世界のインフラ開発・発展に貢献し、インフラエクイティファンドの更なる拡大を目指します。

<スキーム図> <スキーム図>

GP出資:ゼネラル・パートナーシップ出資
LP出資:リミテッド・パートナーシップ出資

<MMキャピタル・インフラストラクチャー・ファンド2号概要>
名称 : MM Capital Infrastructure Fund II, L.P. (ケイマン籍リミテッド・パートナーシップ)
運営・管理会社 : MM Capital Partners 2号株式会社
事業内容 : 海外インフラ資産(交通インフラ分野・エネルギーインフラ分野・社会インフラ分野等)へのエクイティ投資。OECD(経済協力開発機構)加盟国が対象。
     
<ファンド運営・管理会社概要>
名称 : MM Capital Partners 2号株式会社(MMCP2)
所在地 : 東京都中央区
代表者 : 後藤朝英(代表取締役社長)
出資比率 : 丸紅 90%  みずほ銀行 5%  AM-One 5%
事業内容 : MMキャピタル・インフラストラクチャー・ファンド 2号の運営・管理
ウェブサイト : https://www.mmcp.co.jp

<関連プレスリリース>
・2019年1月15日
海外インフラ資産へのエクイティ投資に特化したファンド並びに運営会社の設立について
https://www.marubeni.com/jp/news/2019/release/00006.html

・2021年3月11日
『MMキャピタル・インフラストラクチャー・ファンド1号』のファイナルクローズ(最終募集)完了について
https://www.marubeni.com/jp/news/2021/release/00023.html

以 上

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