2019年

海外インフラ資産へのエクイティ投資に特化したファンド並びに運営会社の設立について

2019/01/25
丸紅株式会社
株式会社みずほ銀行
アセットマネジメントOne株式会社

丸紅株式会社(社長 國分文也、以下「丸紅」)、株式会社みずほ銀行(頭取 藤原弘治、以下「みずほ銀行」)とアセットマネジメントOne株式会社(社長 菅野暁、以下「AM-One」)は、国内外の機関投資家を対象に、海外インフラ資産へのエクイティ投資に特化したファンドを組成・運営することに合意しました。

丸紅、みずほ銀行、AM-Oneの3社の出資により、ファンド運営会社としてMM Capital Partners株式会社(社長 後藤朝英、以下「MMCP」)を設立し、海外における民間主導型インフラ資産へのエクイティ投資、及びポートフォリオ構築を目的としたファンド『MMキャピタル・インフラストラクチャー・ファンド1号』(以下「本ファンド」)を運営・管理します。

本ファンドは、交通インフラセクター・エネルギーインフラセクターを投資対象とし、中でもOECD加盟国に所在する、操業開始済み、且つ、安定的なキャッシュフローを創出する資産(ブラウンフィールド)を対象とします。これにより、カントリーリスクやプロジェクトリスクの低減を図るとともに、期中イールドを確保し、金融機関や年金等の機関投資家へ長期・安定的な資産運用先を提供することを目指します。本ファンドには丸紅及びみずほ銀行も出資予定ですが、今後、幅広く投資家を募り、最大500億円の運用規模を目指します。

丸紅は、ファンド事業へのシナジーも狙い、これまでに蓄積した海外インフラ資産への投資に関する知見を活かし、引き続き開発型案件(グリーンフィールド)を含む海外インフラ投資案件に積極的に取り組むことで世界中のインフラ開発・発展に貢献していきます。

みずほ銀行は、本ファンドの組成・運営を通じて、エクイティ投資を含むインフラビジネスに係る取り組みを一層強化し、当該分野での更なるプレゼンス向上を目指します。

AM-Oneは、オルタナティブ資産に対する機関投資家をはじめとするお客さまの投資ニーズが高まる中、海外インフラ資産への投資を行うファンドの運営に自ら参画することにより、オルタナティブ資産の運用力を高めていきます。

【スキーム図】 スキーム図

※LP出資:リミテッド・パートナーシップ出資

【本ファンド概要】  
名称 : MM Capital Infrastructure Fund I, L.P.
(ケイマン籍リミテッド・パートナーシップ)
運営・管理会社 : MM Capital Partners株式会社
事業内容 : 海外インフラ資産(交通分野・エネルギー分野)へのエクイティ投資
OECD加盟国が対象
【ファンド運営・管理会社概要】  
名称 : MM Capital Partners株式会社(本社:東京都中央区)
代表者 : 代表取締役社長 後藤朝英
出資比率(予定) : 丸紅90%  みずほ銀行5%  AM-One5%
事業内容 : MM Capital Infrastructure Fund I, L.P.の運営・管理

 

以 上

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