2019年

長野県駒ヶ根市における小水力発電所稼動・竣工式開催の件【三峰川電力】

2019/11/27
丸紅株式会社

三峰川(みぶがわ)電力株式会社(以下「三峰川電力」)は、長野県駒ヶ根市での新宮川発電所の建設が2019年9月に完工し、同年10月1日より商業運転(以下「本事業」)を開始したことを受け、本日竣工式を開催しました。

本事業は、長野県駒ヶ根市中沢地区を流れる一級河川である新宮川の水を活用して発電するものです。
また、中沢地区では過去に新宮川を活用し小水力発電所が稼動していた経緯もあることから、本発電所の開発着手は地元からの強いご要望をいただき、発電所建設に向け種々ご協力を賜りました。
本事業による年間発電量は、一般家庭約300世帯の年間電力消費量を見込んでおり、発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し売電します。

クリーンな循環型自然エネルギーである小水力発電事業は、豊かな河川と山々に囲まれた日本の地形に適しており、同時に大規模なダム建設と比較して環境負荷が低いため周辺環境との調和も可能となることから近年大きな注目を集めております。

三峰川電力は、昭和37年から水力発電事業の運営を行い、本事業は長野県(伊那市・4か所、茅野市・4か所)、山梨県(北杜市・3か所)、福島県(下郷町・2か所、猪苗代町・1か所)、広島県(広島市・2か所、北広島町・1か所)、宮城県(白石市・1か所)、静岡県(富士宮市・2か所)に続く国内21か所目の発電所になります。

三峰川電力は、「持続可能な開発目標」をサステナビリティの環境・社会における重要な課題と捉え、今後もこれまでの発電事業にて培われた経験を最大限に活用し、安心・安全な自然エネルギーのさらなる普及・拡大に努めます。そして、環境・社会課題の解決および各地の街づくりに協力・貢献していきます。

以 上

 ■三峰川電力株式会社
本   社:東京都中央区日本橋二丁目7番1号
代表取締役:伊藤 直樹
発電事業所:長野県伊那市長谷黒河内2895
資 本 金:250百万円

 

■長野県駒ヶ根市
面 積:165.86㎢
人 口:32,172人(2019年7月1日現在)
市 長:杉本 幸治
市役所:長野県駒ヶ根市赤須町20番1号

 

■三峰川電力株式会社 長野県駒ヶ根市における水力発電事業

施設名 所在地 認可出力
新宮川発電所 駒ヶ根市中沢地内 195kW

 

■発電所写真

発電所写真

 

三峰川電力のニュースリリースは下記よりご覧いただけます。

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