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米国におけるプライベート・エクイティ事業への参入について

2026年3月2日
丸紅株式会社

丸紅株式会社(以下、「丸紅」)は、米国のプライベート・エクイティ(PE)ファンド(※1)であるBranford Castle Partners L.P.(以下、「Branford社」)の新たな旗艦ファンドに出資し、共同運営を行うことに合意しました(以下、「本件」)。本件により、丸紅はPE事業において、日本、アジアに続き、新たに米国市場に参入します。

集合写真
左から:宇佐美 敬(丸紅 企業投資部長)、Eric Korsten(Branford社 パートナー)、Mike Kiser(丸紅米国会社 ジェネラルマネージャー)、David A. Castle(Branford社 マネージングパートナー)、板井 二郎(丸紅 専務執行役員)、John S. Castle(Branford社 代表取締役 兼CEO)、川邉 太郎(丸紅 常務執行役員)、 Ceon Francis(Branford社 マネージングディレクター)

米国は約3.8兆米ドルの運用資産残高を誇る世界最大のPE市場であり、特に、売上10百万~250百万米ドル規模の中堅・中小企業は約11万社存在し、豊富な投資機会に恵まれています。また、世界経済の不透明化や地政学リスクの高まりを背景に、米国の中堅・中小企業においても、サプライチェーンの分散化や国外販売網の拡充が喫緊の課題となっており、グローバルな商社機能を有するパートナーとの協業ニーズが急速に拡大しています。

Branford社は1986年の設立以降、製造業(※2)を中心に高い市場シェアを持つ米国の中堅・中小企業への投資にフォーカスし、マーケティング・営業強化、DX化支援などによる企業価値の向上を図ることで、高い投資リターンを実現してきました。前身ファンドを含め、これまでに総額60億米ドルを超えるファンドを運営しています。新たな旗艦ファンドでは、投資先企業に対し、さらなる経営支援の強化を図ります。丸紅は、最大投資家としてBranford社の新たな旗艦ファンドへ出資するとともに、総合商社としての機能を活用した多面的な経営支援を投資先企業に提供します。

丸紅は、1997年に日本初のPEファンドを設立して以来、国内およびアジアにて継続してPE事業に取り組んでおり、丸紅が関与するPE事業の累計ファンド総額は5,000億円を超えています。特に、国内で中堅・中小企業への投資を行うアイ・シグマ・キャピタル株式会社は、本件との類似性・親和性が高く、両ファンドの運営、投資活動から得た知見を蓄積・還元することで、丸紅のPE事業全体の強化を図ります。丸紅は、今後もPE事業を通じて、日本、アジア、米国の中堅・中小企業の成長・発展を推進し、企業の価値向上と経済の持続的成長に貢献するとともに、PE事業全体で2030年度を目途に100億円規模の純利益達成を目指します。

(※1)企業の株式を取得し、経営に参画して企業価値を高めた後に売却することでキャピタルゲインを得る投資ファンドのこと。企業への投資と経営支援を通じて、事業承継、人材不足、経営効率化、海外展開などの経営課題を解決し、経済の活性化に貢献することも期待されている。

(※2)特に機械・設備、産業部品・素材領域。

<会社概要>
会社名 Branford Castle Partners L.P.(ブランフォード キャッスル パートナーズ エルピー)
所在地 米国ニューヨーク州ニューヨーク市
設立年 1986年
代表者 John S. Castle (ジョン エス キャッスル)
事業内容 プライベート・エクイティファンド運営
ウェブサイト https://branfordcastle.com/
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