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豪州・ゴールドコースト市におけるトラムの延伸区間「Stage 3」の運行開始について

2026年8月10日
 丸紅株式会社


丸紅は、出資参画するGoldlinQ Holdings Pty Ltd.(以下、「GoldlinQ社」)を通じて、豪州クイーンズランド州ゴールドコースト市において受注した路面電車システム(以下、「トラム」)の延伸区間「Stage 3」(以下、「本案件」)について、2026年8月9日に運行を開始しました。これにより、現在GoldlinQ社で受注したトラムは全区間で運行開始となりました。

路面電車システム

背景・意義
GoldlinQ社は、クイーンズランド州政府からパブリック・プライベート・パートナーシップ(以下、「PPP」)事業権を取得し、2011年よりゴールドコースト市におけるトラムの設計・建設・資金調達・運行・保守を一体的に担ってきました。このトラムは、これまでに運転しているStage 1および2の区間において、2025年8月に累計利用者数1億人を達成しており、市民および訪問客にとって信頼性の高い公共交通手段として定着し、ゴールドコースト市の象徴的なプロジェクトとなっています(※)。

案件概要
本案件は、GoldlinQ社が2022年にPPP事業権を取得し、Stage1および2と同様、設計・建設・資金調達・運行・保守を担うものです。既存の路線に加え、ゴールドコースト市内の海岸沿いに、北のブロードビーチ・サウス駅から南のバーリー・ヘッズ駅まで、6.7km・8駅分を延伸することにより、全長約27km・27駅のトラム路線が完成しました。また、新設の主要駅であるバーリー・ヘッズ駅およびマイアミ駅におけるトラムとバスの乗り継ぎ環境の整備や、信号制御交差点の整備・改良、歩行者・自転車利用環境の改善など、関連工事もあわせて実施しました。本案件により、トラムネットワークがゴールドコースト市内の南部地域まで拡大することで、沿線地域へのアクセスの改善や市民・訪問客の一層の利便性向上が期待されています。加えて、沿線における上下水道、電力・通信インフラの改修・移設といった、ゴールドコースト市にとっての重要な基盤整備もあわせて実施しています。

今後の展望
丸紅は、ゴールドコースト市のトラム事業や、シドニーメトロ・ノースウェスト線およびシドニーメトロ・シティ&サウスウェスト線事業への参画を通じて、豪州におけるインフラPPP事業に継続して取り組んできました。丸紅は今後も、これまでに培った知見や経験を活かし、インフラ分野への貢献を目指していきます。

※Stage 1, 2を運行するGoldlinQ社の株式、およびシドニーメトロ・ノースウェスト線を運行するNRT Pty Ltd.の株式については、丸紅から丸紅の子会社であるMM Capital Partners Co. Ltd.が運営するインフラファンドであるMM Capital Infrastructure Fund I, L.P.に対して2019年に移管しています。

<路線図>

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<関連リリース>

<参考>

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