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ペットフード・用品の共同配送を加速する「TC構想」が経産省の補助事業に採択
参加メーカーの拡大と高積載化でCO2排出量削減を目指す【丸紅ロジスティクス】

2026年1月6日
 

丸紅ロジスティクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社⾧:栗原剛、以下:「丸紅ロジスティクス」)は、経済産業省が公募した令和7年度新技術活用サプライチェーン全体輸送効率化・非化石エネルギー転換推進事業費補助金に対し、丸紅ロジスティクスが運営する在庫型拠点(DC)に通過型拠点(TC)の機能を追加し、参加メーカーの共同配送推進と車両の高積載化を進めるTC構想(以下、「本事業」)を申請し、当該補助金交付対象に事業採択されたことをお知らせします。本事業では中立性を重視した運用のもと、共同配送による輸送効率化推進と環境負荷低減を両立し、対象フローにおけるCO2排出量6%削減を目指します。

当社は本事業の全体とりまとめを担当。共同申請企業は以下の通りです。(五十音順)

  • ジェックス株式会社(本社:大阪府東大阪市、代表取締役社長:五味 宏樹)【メーカー(発荷主)】
  • ジャペル株式会社 (本社:愛知県春日井市、代表取締役社長:水野 昭人)【卸(着荷主)】
  • 株式会社プラネット(本社:東京都港区、代表取締役社長:坂田 政一)【システム開発】

背景と狙い
ペットフード・用品の物流においてはSKUの増加と小口化・多頻度化が進み、車両の空きスペースや配送地域の偏在による非効率が顕在化しています。加えて、納品先コードが事業者ごとに分散し、統一されていないため、受注と出荷の照合や配送先のマッピングに手間がかかり、共同配送の計画立案が滞りやすい状況があります。コード不統一はマスタ整備の負荷やデータ変換コストを増大させ、運用現場では誤配送リスクの高まりにもつながります。丸紅ロジスティクスは共同配送ネットワークの運用知見とデータ活用の取り組み経験を生かし、納品先コードの標準化と複数メーカーを横断した更なる共同配送の推進・拡大に取り組むことで、計画と実行の双方から車両の高積載化と走行距離の削減を図ります。

■本事業の概要
本事業は、当社DCをTCとして開放し、当社が倉庫運営を受託していないメーカーも含め、幹線輸送の集約と二次配送の共同化を段階的に拡大する取り組みです。参加メーカーの拡大に伴い、輸送便の統合と積み合わせを進め、車両積載率の向上・台数と走行距離の削減、ひいてはCO2排出量6%減の達成を目指します。
本事業では、データ標準化を中核施策として位置づけます。第一に、納品先コードの統一に向けて株式会社プラネットと連携し、業界内で分散や重複が見られるコードを標準化します。これにより、マスタ整備の負荷や照合と変換に伴うコストを抑え、誤出荷や誤配送のリスクを低減し、メーカー・卸・小売のデータ連携を円滑にします。第二に、本事業で構築するシステムは、内閣府の物流情報標準ガイドライン*1に準拠する方針です。標準への準拠により、相互接続性と拡張性を確保し、ベンダーロックインの回避と業界横断での活用可能性の向上を実現します。コード統一と標準準拠を基盤として、共同配送の計画精度と実行効率を高め、サプライチェーン全体の最適化を持続的に進めます。

*1:物流情報標準ガイドラインとは、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「スマート物流サービス」において策定・公表された、共同輸配送をはじめとした物流の効率化・生産性向上の前提となる物流データの標準形式を定めたものです。

<TC構想の概要図>

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■今後の展望
2025年度内に複数エリアで運用を開始し、効果検証の結果を踏まえて対象メーカーとエリアを段階的に拡大します。運用データに基づく改善サイクルを速やかに回し、車両積載率、走行距離、CO2排出量を計測して迅速な改善活動につなげていきます。あわせて、納品先コードの統一と物流情報標準ガイドライン準拠の特性を利用し、26年度以降は水平方向の展開を加速、ペットフード・用品業界の物流における持続可能なモデルの確立と、業界全体の脱炭素への貢献を目指します。

以上

(本件に関する問い合わせ先)
丸紅ロジスティクス株式会社 プラットフォーム推進部
TEL:03-3219-1644

 

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