丸紅株式会社（以下、「丸紅」）は、シンガポール共和国（以下、「シンガポール」）にて発電事業を行うSenoko Energy Pte. Ltd.（以下、「Senoko」）の持株会社・Lion Power (2008) Pte. Ltd.（以下、「Lion」）の株式を、九州電力株式会社、関西電力株式会社、株式会社国際協力銀行の三社（以下、三社を合わせて「他日系株主」）と共同で保有してきました。このたび丸紅は、他日系株主が保有するLionの株式を取得し（以下、「本追加出資」）、丸紅のSenokoへの持分比率は30%から50%となりました。今後丸紅は、既に50％の株式を保有するSembcorp Utilities Pte Ltd（以下、「Sembcorp」）とともにSenokoを運営していきます。

シンガポールは経済成長や人口増加に加え、半導体関連工場やデータセンターの誘致を含む各種政策により、今後電力需要が堅調に推移すると見られています。Senokoはシンガポールで最大規模となる2.6GWの発電容量を有しており、これはシンガポール国内の約20%に相当します。

本追加出資により、丸紅はSenokoの経営にこれまで以上に主体的に関与し、Sembcorpとともに、Senokoの収益力・競争力の向上と企業価値の最大化を追求しながら、引き続きシンガポールにおける電力の安定供給に貢献していきます。

＜Senoko概要＞
会社名	：	Senoko Energy Pte. Ltd.（セノコエナジー）
所在地	：	シンガポール
設立	：	1995年 (発電所としては1977年より運営)
代表者	：	Jothilingam Thiraviam (President & CEO)
株主	：	追加買収前：丸紅30%、他日系株主20%、Sembcorp50% 追加買収後：丸紅50%、Sembcorp50%
事業内容	：	主にガス火力電源を保有の上、発電・電力卸売・小売事業を行うもの
ウェブサイト	：	https://www.senokoenergy.com/