2023年

社会課題の解決を目的とした量子技術活用の取り組みへの参画について

2023/07/14
丸紅株式会社
ドルビックスコンサルティング株式会社

丸紅株式会社(以下、「丸紅」)と丸紅子会社であるドルビックスコンサルティング株式会社(以下、「ドルビックス」)は、株式会社QunaSys(以下、「QunaSys」)が主催する社会課題の解決を目的とした量子技術活用を目指す「SDQs」(Sustainable Development Goals where Quantum Technology can Contribute:量子技術が貢献できる可能性がある持続可能な開発目標)(*1)という取り組みへ参画しました。

量子技術は、その活用により計算能力やセンシング(*2)精度の劇的な向上が実現できると言われており、産業界への応用が期待されています。SDQsでは、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)への貢献という観点から、量子技術をどのように各産業へ適用できるのかを具体的に検討し、その経済的インパクトを定量化します。これにより、産業界が様々な分野で量子技術に取り組みやすい環境を整え、量子技術の発展を加速させていきます。

(作成:QunaSys) (作成:QunaSys)

丸紅は、多様な産業に事業基盤を有する総合商社として、量子技術を活用した社会課題解決に貢献すべく、SDQsに参画しました。SDQsでの活動を通じて、量子技術が適用できる領域とその経済的価値を見極め、丸紅が顧客基盤を有する産業のうち、特に製造業、ヘルスケア分野等を中心に、量子技術を活用した新たな価値創造を目指していきます。

ドルビックスは、DXコンサルティングの一環として、量子技術を活用した企業のDX推進やそれを通じた社会基盤の革新に貢献すべく、SDQsに参画しました。また、ドルビックスはサステナビリティトランスフォーメーション (*3)に関するコンサルティングを含めたサービス提供に注力しており、SDQsでの活動を通じて得られる知見を活用することで、顧客への提供価値を向上していきます。

(*1) SDQsの取り組みの詳細:https://sdqs.qunasys.com/
(*2) 対象物の音や光、温度等の物理的・化学的・生物学的特性の量を検出し情報を取得する技術。
(*3) 気候変動や人権問題などへの対応による社会のサステナビリティ向上と、それを通じた企業価値向上の両立に向けた経営・事業の変革。

<丸紅概要>
会社名 : 丸紅株式会社
本社所在地 : 東京都千代田区大手町一丁目4番2号
設立 : 1949年12月1日
代表者 : 代表取締役社長 柿木 真澄
事業内容 : 国内外のネットワークを通じて、ライフスタイル、情報・不動産、フォレストプロダクツ、食料、アグリ事業、化学品、エネルギー、金属、電力、インフラプロジェクト、航空・船舶、金融・リース事業、建機・産機・モビリティ、次世代事業開発、その他の広範な分野において、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発等の事業活動を多角的に展開しています。
ホームページ : https://www.marubeni.com/jp/
     
<ドルビックス概要>
会社名 : ドルビックスコンサルティング株式会社
本社所在地 : 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 日本橋三井タワー6F
設立 : 2020年12月
代表者 : 代表取締役社長 佐藤 由浩
事業内容 : DX、IT及び企業経営に関するコンサルティング
ホームページ : https://www.dolbix.com/
     
<QunaSys概要>
会社名 : 株式会社QunaSys
本社所在地 : 東京都文京区白山1-13-7 アクア白山ビル9F
設立 : 2018年2月
代表者 : 代表取締役社長 楊 天任
事業内容 : 量子コンピュータを用いたソフトウェア開発、量子技術関連コンサルティング
ホームページ : https://qunasys.com/

以 上

一覧に戻る