2023年
バングラデシュにおける発電事業の共同開発に係わる覚書締結について
2023/04/27
丸紅株式会社
丸紅は、バングラデシュ人民共和国(以下、「バングラデシュ」)のAsian Entech Power Corporation Limited(以下、「AEPCL」)と、バングラデシュにおける発電事業の包括的共同開発に係わる覚書(以下、「本覚書」)を締結しました。なお、本覚書締結は4月27日に開催された「バングラデシュ貿易・投資サミット」にて、シェイク・ハシナ首相立会いの下行われたものです。
バングラデシュでは、コロナ禍においても堅調な経済発展を記録しており、今後も電力需要の増加が見込まれます。また、バングラデシュ政府は、再生可能エネルギー発電容量の拡大を目指し、2030年までに、総発電容量に占める再生可能エネルギーの割合を10%に増加させることを計画しています。丸紅とAEPCLは、バングラデシュ南部クルナ管区をはじめとする複数地域での太陽光発電事業案件(最大発電容量600MW)の共同開発について検討を開始しており、更なる協業機会の追求による持続可能な社会への貢献を目指し、本覚書の締結に至りました。
丸紅は、2021年3月に気候変動長期ビジョンを策定、中期経営戦略「GC2024」においてもグリーン戦略を企業価値向上に向けた基本方針の一つと位置付けています。今後も再生可能エネルギー発電事業の推進をはじめとする脱炭素プロセスへ取り組んでいきます。
また、丸紅は、バングラデシュにて約1,300MWの火力および水力発電所の建設や、同国で初の都市鉄道となるダッカMRT6号線における鉄道システム一括納入、肥料製造・販売事業等の実績があります。引き続き、バングラデシュの経済発展に積極的に寄与していきます。
<AEPCL概要>
会社名: | Asian Entech Power Corporation Limited |
代表者: | Tahzeeb Alam Siddique |
設 立: | 2002年12月 |
所在地: | バングラデシュ・ダッカ |
事業内容: | バングラデシュにおける発電事業等 |
以上