2023年
「MMキャピタル・インフラストラクチャー・ファンド1号」によるクイーン・アレクサンドラ病院
(英国・ポーツマス)の株式取得に関する株式売買契約調印について【MM Capital Partners】
2023/06/09
丸紅株式会社
MM Capital Partners株式会社(社長 後藤朝英)が管理・運営する『MMキャピタルインフラストラクチャー・ファンド1号』(以下「本ファンド」)は、クイーン・アレクサンドラ病院(英国・ポーツマス)の株式44%をInfraRed Capital Partnersが管理・運営するEuropean Infrastructure Income 4号ファンドから取得する株式売買契約に調印致しました。
クイーン・アレクサンドラ病院はベッド数1,200床、7,200名以上のスタッフを有するNHS※総合病院で、英国南部ハンプシャー並びにポーツマスにおける地域人口約67万5千人を対象に総合医療提供を行っており、当該地域の中核病院となります。英国の官民パートナシップ(PPP)契約に基づき(契約期間:2040年まで)、病院施設におけるソフトサービス(リネン、ケータリング、患者サポートなど)や維持・管理保守サービスを提供しています。
NHS:National Health Serviceの略
本件は本ファンドにとって初の英国での投資案件となり、また病院への投資は2020年11月に投資実行した豪州アデレード病院への投資に続き2件目となります。
本ファンドでは、これまで交通・社会インフラ資産、並びにガス輸送パイプライン・貯蔵事業等のエネルギー中流資産に投資しておりますが、本件への投資を以ってファンドコミットメント全額の投資が完了し、計8資産の優良ポートフォリオを形成しました。
本ファンドが投資完了したことを踏まえ、現在当社では、本年度第2四半期中のファーストクローズを目指し、2号ファンド組成の準備を進めております。
当社はグローバルインフラファンドの運用マネージャとして優良インフラ資産への更なる投資実現に努めていくとともに、運用資産の収益向上を図るなかで、資産運用面からも持続可能な社会の実現に貢献できるよう取り組んでまいります。
[MMCIF I概要]
名称 | 名称 | MM Capital Infrastructure Fund I, L.P.(ケイマン籍リミテッド・パートナーシップ) |
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管理・運営会社 | MM Capital Partners株式会社 | |
事業内容 | OECD 加盟国における海外インフラ資産(交通・社会インフラ分野、エネルギー中流資産分野)へのエクイティ投資 |
[MMCP概要]
名称 | 名称 | MM Capital Partners株式会社(所在地: 日本・東京) |
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代表者 | 代表取締役社長 後藤 朝英 | |
株主 | 丸紅株式会社 90% 株式会社みずほ銀行 5% アセットマネジメントOne 株式会社 5% |
[クイーン・アレクサンドラ病院概要]
名称 | 名称 | クイーン・アレクサンドラ病院PFI事業 |
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株主 | InfraRed Capital Partners 56% MMCIF I 44% |
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事業内容 | PPP事業契約に基づくクイーン・アレクサンドラ病院の維持・管理保守サービス提供 |
問い合わせ先:
MM Capital Partners
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