2023年

多世代の住民が安心して、豊かに交流しながら、健康的に暮らし続けられる
ウェルビーイングなまち“SETAGAYA Qs-GARDEN”が3月25日にまちびらき【丸紅都市開発】

2023/03/27
丸紅株式会社

第一生命保険株式会社(代表取締役社長:稲垣 精二)、丸紅都市開発株式会社(代表取締役:馬躰 純一)、相互住宅株式会社(代表取締役社長:永山 篤史)、NTT都市開発株式会社(代表取締役社長:辻󠄀上 広志)、野村不動産株式会社(代表取締役社長:松尾 大作)により2019年12月にまちづくり構想を発表し※1、5社で協働して進めてきた“SETAGAYA Qs-GARDEN(世田谷キューズガーデン)”が、2023年3月25日(土)にまちびらきを迎えました。

SETAGAYA Qs-GARDENは、約9haの敷地に「地域の人々のwell-beingを高めるまち~多世代の住民が安心して、豊かに交流しながら、健康的に暮らし続けられるまち~」をコンセプトに、多世代集合住宅(ファミリー向け分譲マンション、学生向けレジデンス、健康増進型・賃貸シニアレジデンス)、地域スポーツ施設(第一生命相娯園グラウンド・テニスコート、J&Sフィールド、ランニングコース)、地域コミュニティ施設等(Qs ANOTHER HOUSE(光風亭)、蒼梧記念館、芝生広場、クリニックモール、区立給田松の香公園)を配しています。また、1954年の既存施設(第一生命相娯園グラウンド)の開園以来、約70年間の長きに渡って守られてきた豊かで都内では希少な緑の環境を地域に開放する計画になっています。

その中心にある芝生広場を活用して、今後のタウンマネジメントのきっかけとして「まちびらきイベント」を3月25日に実施しました。” Hello! in the Qs-GARDEN” をテーマとして、このまちを媒介にコロナ禍で希薄になった人や地域とのつながりや絆を繋ぎ直すことで、地域の方々のしあわせ(ウェルビーイング)を取り戻すことを企図しています。イベント当日は、音楽、アート、スポーツなど、多世代がつながるワークショップ等を通じて、多くの地域の方々にお越しいただき大盛況となりました。

1 詳細は「https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2019_063.pdf」をご覧ください。

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今後も、健康増進、高齢者支援、地域活性化、子ども・教育、スポーツ振興、安心・防災、環境配慮などを通じて、地域住民のウェルビーイングを高めるまちとして、継続的にタウンマネジメント活動を実施していく予定です。

<SETAGAYA Qs-GARDEN内の主な施設について>
●多世代集合住宅

施設名称 概要 事業者
グランスイート世田谷仙川(WEBサイト ファミリー向け分譲マンション 丸紅都市開発株式会社、相互住宅株式会社
ウエリスアイビー世田谷仙川(WEBサイト 学生レジデンス NTT都市開発株式会社
オウカス世田谷仙川(WEBサイト 健康増進型・賃貸シニアレジデンス 野村不動産株式会社

●地域スポーツ施設
ランニングコース
・誰でも利用可能な敷地内を周遊するランニングコースを新設しました。一周約1kmのコースは、第一生命グループ女子陸上競技部が監修し、走ることに最適なコースとなっています。トップアスリートと同じコースを走るという体験価値の提供と共に、地域住民の健康増進にも寄与していきます。
・第一生命相娯園テニスコート・・・詳細は以下のリンクをご参照ください。
 https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2021_032.pdf
・J&Sフィールド・・・詳細は以下のリンクをご参照ください。
 https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2021_051.pdf

●地域コミュニティ施設等
・Qs ANOTHER HOUSE(光風亭)
歴史的建築物(馬場氏烏山別邸)を再生活用し、レンタルスペース、スマートストア(無人コンビニ)、キッチン付きワークルームを併設します。

1937年(昭和12年)竣工。東京中央郵便局を設計した建築家・吉田鉄郎の設計。日本におけるモダン・ムーブメントの建築としてDOCOMOMO Japanの選定を受けている。

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・蒼梧記念館
第一生命保険株式会社の創業者・矢野恒太の旧自邸を1986年(昭和61年)に田園調布より移設しています。既存建築を再生活用し、茶室やグランドピアノ付きのレンタルスペース等を併設します。

1927年(昭和2年)竣工。1986年(昭和61年)に移築。日比谷第一生命館の共同設計者の一人でもある松本與作(第一生命営繕課長)の設計。

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< SETAGAYA Qs-GARDEN 全体マップ、アクセス>

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<今後のタウンマネジメント活動の予定>
●コミュニティスペース(Qs ANOTHER HOUSE)、レンタルスペース等の活用
敷地内に新たに開放するコミュニティスペース(Qs ANOTHER HOUSE)を中心に、「光風亭」のキッチン付きワークルーム、「蒼梧記念館」の茶室やグランドピアノ付きのレンタルスペースなど、地域に暮らす多世代の方にくつろぎと交流の場を提供します。多世代の“つながり(絆)”を育み、地域住民の“やってみたい(自己実現)”をかなえるスペースとして運営していきます。

●貸し菜園や農業体験プログラム等の提供
都会ではなかなか触れ合うことができない農業体験を敷地内にある貸し菜園で提供します。季節を感じながら「育て、収穫し、食べる」を身近に体験できます。アーバンファーミングを通じて、地域住民のレクリエーション等にもつなげていく予定です。なお、敷地内にはコンポスト(落ち葉等の堆肥化設備)を設け、サーキュラーエコノミー(循環経済)の実現に向けて取り組んでいきます。

●定期イベント(ウェルビーイングフェスタ)の開催
今回のまちびらきイベントを皮切りに、地域住民のウェルビーイング向上のためのイベントを定期的に実施予定です(年1回程度)。音楽、アート、スポーツ、食などをテーマに、様々なパートナーとの協業コンテンツを盛り込んだイベントを開催予定です。

 

丸紅都市開発のニュースリリースは下記よりご覧いただけます。

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