丸紅は、2021年9月23日、オマーン国の国営石油会社OQ SAOCのグループ会社、グローバル産業ガス会社Linde plcのグループ会社、ならびにアラブ首長国連邦ドバイ首長国のエンジニアリング会社Dutco Groupの傘下会社との間で、オマーン国南部サラーラ地域における再生可能エネルギー由来の電力を利用したグリーン水素・グリーンアンモニア製造に係る技術面・商務面の事業化調査の枠組みを定める共同開発（以下、「本プロジェクト」）契約に調印しました。

丸紅は、サステナビリティ推進の一環として、世界の気候変動対策への取組みに貢献すべく、2018年9月に石炭火力発電事業および再生可能エネルギー発電事業に関する取組み方針を発表、2021年3月には気候変動長期ビジョンを策定しました。丸紅は、日本を含む世界19ヶ国で持分容量約12GWの発電資産を保有・運営しており、中東地域においてはオマーン国における発電容量105MWの太陽光発電所を含む4件の太陽光発電事業に参画しています。これらの事業で得られた知見・経験をもとに、本プロジェクトを通じて、中東地域の豊富な再生可能エネルギー由来の電力を利用したグリーン水素・グリーンアンモニアの製造・利活用事業を実現させ、クリーンかつサステナブルな水素・アンモニアバリューチェーンの構築を目指します。

以 上