2020年
インドネシア・MM2100工業団地のGlobal Eco-Industrial Parks Program選出について
2020/11/06
丸紅株式会社
丸紅株式会社(以下、「丸紅」)とArgo Manunggalグループの合弁会社であるPT. Megalopolis Manunggal Industrial Developmentがインドネシアのブカシ県において開発し、現在管理・運営するMM2100工業団地(以下、「MM2100」)は、国際連合工業開発機関(以下、「UNIDO」)がインドネシア工業省と共に進めるGlobal Eco-Industrial Parks Program(以下、「GEIPP」)の指定工業団地に選出されました。
GEIPPは、UNIDOが提唱するEco-Industrial Park*を普及させるべく、そのロールモデルとなり得る工業団地に適用されます。工業団地が起点となり、環境・経済・社会の3つの側面から推進国の持続可能な社会実現へ寄与することを目的として、スイス政府支援の下、現在7か国(ペルー、コロンビア、ベトナム、ウクライナ、エジプト、インドネシア、南アフリカ)でGEIPPが推進されています。
2020年10月23日にUNIDO、スイス政府、インドネシア工業省他政府関係者を交え、GEIPPのインドネシアにおける開始式典がジャカルタ特別州内のホテルにて開催されました。今般MM2100は、インドネシア経済・地域社会への貢献度や、環境対策をはじめとしたその管理手法が高く評価され、インドネシア初のGEIPP指定工業団地として選出に至りました。今後MM2100ではGEIPPの下、環境負荷軽減、省エネルギー化、生産・稼働効率の向上を目指した実証事業を実施予定です。
丸紅は、これまでにタイ、中国、インドネシア、フィリピン、ミャンマー、インドなどアジアを中心に工業団地の開発・販売・管理運営を手掛け、豊富な知見と実績を有しています。MM2100は、今年で開業30周年を迎え、開業以来日本企業の海外進出やインドネシア経済の発展、工業団地周辺地域の活性化・雇用促進に貢献してきました。今後も丸紅は、工業団地事業を通じ、地域社会への貢献を果たします。
* 国・地域のSDGs達成に貢献すべく、緑化、環境負荷軽減、地域社会貢献、資源効率、生産・稼働効率の向上を図ることを目指した工業団地。
以 上
<MM2100概要> | |
管理・運営会社 | PT. Megalopolis Manunggal Industrial Development |
所在地 | インドネシア共和国ブカシ県 |
設立年 | 1990年 |
面積 | 805 ha |
入居企業数 | 178社 (2020年10月末時点) |
<参考>
丸紅工業団地事業Webサイト:
https://marubeni-industrialpark.com/
Eco-Industrial Parks UNIDO公式サイト:
https://www.unido.org/our-focus-safeguarding-environment-resource-efficient-and-low-carbon-industrial-production/eco-industrial-parks
2020年10月28日プレスリリース(MM2100関連):
インドネシアにおける日系企業向け感染症予防コンサルティングサービス事業展開について
https://www.marubeni.com/jp/news/2020/release/00030.html