2020年
『MMキャピタル・インフラストラクチャー・ファンド1号』によるCelsus Holding Trustの信託持分及びCelsus Holding Pty Limitedの株式取得について【MM Capital Partners】
2020/11/10
丸紅株式会社
MM Capital Partners株式会社(社長 後藤朝英)が運営・管理する『MMキャピタル・インフラストラクチャー・ファンド1号』(以下「本ファンド」)は、2020年10月19日、豪州・南オーストラリア州アデレード市のロイヤルアデレード病院(以下「本病院」)におけるPPP※事業を手掛けるCelsus Holding Trustの信託持分 9.95%及びCelsus Holding Pty Limited(以下「Celsus社」)の株式9.95%をPacific Partnerships Investments Pty Ltd社から取得しました。
Public Private Partnershipの略
本病院は南オーストラリア州最大規模のインフラプロジェクトの1つであり、世界有数の最新鋭且つ省エネルギーの医療設備を有する医療施設です。PPP契約については、2011年に南オーストラリア州保健局とCelsus社の間で締結され、2017年に全ての建設を完了済です。建設完了後は順調な運営を継続しており、南オーストラリア州の中核病院として、安定した医療サービスを提供しています。
本ファンドでは豪州のシード3資産を昨年中に、ラトビアのガスインフラ資産を本年4月に買収完了しており、今回の買収は5資産目となります。今後も引き続き案件開発・検討を積極的に進め、本ファンドによる優良インフラ資産への更なる投資実現に努めていくとともに、運用資産の収益向上を図るなかで、資産運用面からも持続可能な社会の実現に貢献できるよう取り組んでまいります。
【本ファンド概要】
名称 | MM Capital Infrastructure Fund I, L.P. (ケイマン籍リミテッド・パートナーシップ) |
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運営・管理会社 | MM Capital Partners株式会社 |
事業内容 | OECD加盟国における海外インフラ資産(エネルギー・交通・ソーシャル分野)へのエクイティ投資 |
【ファンド運営・管理会社概要】
名称 | MM Capital Partners株式会社(本社:日本・東京都) |
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代表者 | 代表取締役社長 後藤 朝英 |
出資比率 | 丸紅株式会社 90% 株式会社みずほ銀行 5% アセットマネジメントone株式会社 5% |
事業内容 | MM Capital Infrastructure Fund I, L.P.の運営・管理 |
【Celsus社概要】
名称 | Celsus Holding Pty Limited(所在地:豪州・南オーストラリア州) |
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設立年 | 2011年 |
他株主 | InfraRed Capital Partners 30.58% John Laing 17.26% Aberdeen Infrastructure Investments 17.26% The Infrastructure Fund 15.0% HRL Morrison & Co 9.95% |
事業内容 | 800床を有する本病院の設計、建設及びファイナンス、病院施設の運営・管理を南オーストラリア州政府との契約に基づき実施するもの(契約期間:35年)。尚、本病院の経営や、医療・診察行為は契約スコープの対象外としている |
以上
【本件に関するお問い合せ先】
MM Capital Partners株式会社
TEL: 03-5542-1025
MM Capital Partnersのリリースは下記よりご覧いただけます。