2019年

オマーン国・アミン太陽光発電プロジェクトの長期売電契約締結について

2019/02/05
丸紅株式会社

丸紅株式会社(以下、「丸紅」)は、オマーン国Oman Oil Facilities Development Company(以下、「OOFDC」)、Bahwan Renewable Energy Company(以下、「Bahwan」)、Modern Channel Services(以下、「MCS」)と共に出資参画している特別目的会社を通じ、オマーン国・アミン太陽光発電プロジェクト(以下、「本プロジェクト」)に関わる売電契約を、オマーン石油開発会社(Petroleum Development Oman、以下、「PDO」)と締結しました。

今後、丸紅が50.1%、OOFDCが30%、Bahwanが10%、MCSが9.9%出資する特別目的会社が、太陽光発電プラントを建設し、保守・運転を担います。商業運転は2020年5月を予定しており、発電された電力をPDOへ23年間に亘り売電します。また、本プロジェクトではプロジェクトファイナンスの組成を検討しています。

本プロジェクトはオマーン国における初の大型太陽光発電事業であり、丸紅にとっては、2014年より商業運転を開始しているスール・ガス焚複合火力発電事業(2,000MW)に続く2件目の発電事業となります。

丸紅は、世界22カ国で持分容量12,000MWを超える規模の発電資産を保有しており、中東地域においては、アラブ首長国連邦・スワイハン太陽光発電プロジェクト(1,177MW)(※1)に出資参画する等、再生可能エネルギー発電事業の開発にも積極的に取り組んでいます。丸紅はこれらの知見を活かし、中東地域における電力の安定供給に貢献していきます。

また、丸紅はサステナビリティ経営推進の一環として、世界の気候変動対策への取組みに貢献すべく、昨年9月に発表した石炭火力発電事業及び再生可能エネルギー発電事業に関する取組み方針(※2)に基づき、大規模案件が多数計画されている中東地域を初めとする世界各国において、今後も積極的に再生可能エネルギーの開発に取り組んでいきます。

以 上

(※1)2017年3月1日
アラブ首長国連邦・スワイハン太陽光発電プロジェクトの長期売電契約締結について
https://www.marubeni.com/jp/news/2017/release/20170301.pdf

(※2)2018年9月18日
サステナビリティへの取組み方針に関するお知らせ
(石炭火力発電事業及び再生可能エネルギー発電事業について)
https://www.marubeni.com/jp/news/2018/release/00036.html

<アミン太陽光発電プロジェクト概要>
出資比率 丸紅50.1%、OOFDC30%、Bahwan10%、MCS9.9%
発電容量 105MW
運転開始 2020年5月(予定)
売電先 PDO
売電期間 23年間
     
<関係会社概要>  
PDO    
設立 1937年
代表者 Raoul Restucci (Managing Director)
所在地 マスカット、オマーン国
業種 オマーン国内における石油及び天然ガスの探鉱・開発・生産
     
OOFDC    
設立 2015年
代表者 Isam Al Zadjali
所在地 マスカット、オマーン国
業種 オマーン国内におけるガス・石油・電力インフラ事業への投資及び運営
     
Bahwan    
設立 2018年
代表者 Sheikh Ahmed Suhail Bahwan
所在地 マスカット、オマーン国
業種 再生可能エネルギーの開発・運営事業
     
MCS    
設立 2006年
代表者 Sadiq Salim Al Fairuz
所在地 マスカット、オマーン国
業種 オマーン国内の事業投資及び開発・建設、並びに交通インフラやオイル・ガス関連機械等の輸出入代理店等

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