2018年

不動産投資信託に対する資産取得支援ファンドの組成について

2018/10/29
丸紅株式会社

丸紅株式会社(以下、「丸紅」)は、ユナイテッド・アーバン投資法人(以下、「UUR」(*1))および丸紅プライベートリート投資法人(以下、「MPR」(*2))のスポンサーとして、UURまたはMPRによる資産取得を支援するためのブリッジファンド(以下、「本ファンド」)を組成します。本ファンドでは、丸紅の100%子会社である丸紅アセットマネジメント株式会社(以下、「MAM」)が資産運用を行い、丸紅が一部出資します。

本ファンドは、UURまたはMPRが収益不動産(*3)を購入する際、売主の売却希望時期と資金調達の時間差が生じる場合に、当該資金調達が実行されるまでのつなぎの短期所有者の役割を担い、UURおよびMPRの将来における物件の確保を目的として、不動産(または信託受益権(*4))を取得するために組成されるものです。

丸紅は、本ファンドの組成および一部出資を通じて、UURおよびMPRのスポンサーサポートの一環として本ファンドの組成を支援し、将来の運用資産の規模拡大に寄与します。また、本ファンドには、国内機関投資家との共同投資を前提としており、幅広い機関投資家との関係を構築し、今後、本ファンド、UURおよびMPRを含め、様々な不動産に関する投資機会を提供していきます。

以 上

(*1)丸紅の100%子会社であるジャパン・リート・アドバイザーズ株式会社(以下、「JRA」)が資産の運用を受託

(*2)MAMが資産の運用を受託

(*3)収益不動産について
一定の賃料収入等のある不動産(土地、建物および建物に付属する構築物等)

(*4)信託受益権について
不動産などの資産を信託銀行などに信託し、その資産から発生する賃料収入などの経済的利益を信託銀行などを通して受ける権利。資産は証券化して流通させることができ、取引に際して株式や社債と同様に有価証券として扱われる。信託受益権の売買は証券の売買となるので、不動産の信託受益権売買であっても不動産取得税は課税されないという特徴がある。

 

■ブリッジファンド概略スキーム図 ■ブリッジファンド概略スキーム図

 

■会社概要

<MAM概要>

商号 丸紅アセットマネジメント株式会社
所在地 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル5階
代表者 宰田 哲男
資本金 50百万円(丸紅100%出資子会社)
設立 2007年11月14日
事業内容 収益不動産等の運用、助言および仲介
Web site http://www.marubeni-asset.com/ 

<MPR概要>

投資法人名 丸紅プライベートリート投資法人
所在地 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル5階
代表者 (執行役員)上田 博
運用開始 2014年9月
保有物件数 43物件(2018年9月末現在)
資産規模 2,015億円
Web site https://mpreit.com/

<JRA概要>

商号 ジャパン・リート・アドバイザーズ株式会社
所在地 東京都港区虎ノ門四丁目3番1号城山トラストタワー18階
代表者 臥雲 敬昌
資本金 425百万円(丸紅100%出資子会社)
設立 2001年12月4日
事業内容 投資運用業
Web site http://www.j-reitad.co.jp/

<UUR概要>

投資法人名 ユナイテッド・アーバン投資法人
所在地 東京都港区虎ノ門四丁目3番1号城山トラストタワー18階
代表者 (執行役員) 吉田 郁夫
上場日 2003年12月22日
保有物件数 118物件(2018年9月末現在)
資産規模 6,150億円
Web site http://www.united-reit.co.jp/

 

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