2018年

ENGIE社との電力分野におけるIoT活用に関する覚書締結について

2018/06/26
丸紅株式会社

丸紅株式会社(以下、「丸紅」)は、フランス共和国の大手電力・ガス事業者であるENGIE S.A.(以下、「ENGIE社」)と電力分野におけるIoT活用(以下、「電力IoT」)に関する覚書を2018年6月21日に締結しました。丸紅とENGIE社(以下、「両社」)が共同で管理・運営する再生可能エネルギーの発電資産を対象に、運転最適化や予兆検知による保守最適化を実現することを目的とした電力IoTプラットフォーム「DARWIN」の導入・開発を共同で取り組んでいきます。

両社は、電力業界において世界最大級の独立系発電事業者(IPP事業者)であり、燃料調達・発電等の川上から、電力関連サービスの提供といった川下まで、エネルギー関連事業全体のバリューチェーンを網羅しています。両社は数十年にわたり、電力・エネルギー業界におけるグローバル・パートナーとして強固な関係を構築してきました。既存の事業におけるパートナーシップに加えて、両社は再生可能エネルギーを軸とした電力IoT分野においても協調することで、デジタル化・脱炭素化・分散化が進むグローバル市場の変化に対応していきます。

丸紅は、発電所の効率化、信頼性管理、および環境負荷低減を実現すべく、電力IoT事業の構築・拡大に継続的に取り組んでいます。既に電力IoTプラットフォームの導入を進めている中袖クリーンパワー*1やタイ王国電力庁*2が所有するマエモ石炭火力発電所に加えて、再生可能エネルギー分野への展開も進めていきます。

*1) 丸紅の100%子会社である丸紅火力㈱が100%保有する千葉県袖ヶ浦市に位置するコンバインドサイクル型ガス火力発電所
*2) 発電・送電を運営するタイ最大の国営電力会社

 

以 上

<ENGIE社概要>

(1) 本社所在地 : フランス共和国パリ
(2) 事業内容 : 電力・天然ガス事業等、エネルギーサービス事業全般
(3) 代表者 : Isabelle Kocher, CEO
(4) 事業拠点 : 世界70ヶ国
(5) 従業員数 : 約15万人
(6) ホームページ : https://www.engie.com/en/

 

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