2016年
京セミ株式会社の株式取得について【アイ・シグマ・パートナーズ】
2016/08/01
丸紅株式会社
アイ・シグマ・パートナーズ株式会社(以下「アイ・シグマ」)が管理・運営し、日本の中堅・中小企業への投資を行う「アイ・シグマ事業支援ファンド2号投資事業有限責任組合」(以下「本ファンド」)は、2016年7月15日、特別目的会社を通じ、京セミ株式会社(京都府京都市、以下「京セミ」)の株式82%を、同社の創業者である中田仗祐氏及びそのご親族から取得しました。これは、本ファンドを通じて4件目の出資案件となります。
京セミは、主に産業用製品に組み込まれる光センシング(計測制御)用および光通信用の半導体メーカーです。1980年の創業以来、専門メーカーとして歩んできた歴史と、それに裏付けられた高い技術力を誇ります。また、デバイス設計から信頼性確認までの一気通貫体制と、それが可能にする顧客企業の要望にフットワーク良く対応する力を有しております。IoT(Internet of Things)の進展、そしてそれをつなぐものとして光通信ネットワークの整備が期待される中、光半導体デバイスの市場は、高い成長性が見込まれています。
また、今回の取引(概要は別紙)の一環として、京セミは、上記株式取得と同日付で、同社の100%子会社で球状太陽電池等の製造及び販売を手掛けるスフェラーパワー株式会社(以下「スフェラー」)の全株式を、中田仗祐氏の資産管理会社である有限会社ジェイ・エヌ・コーポレーション(以下「JN」)に譲渡しました。これにより、京セミは経営資源の全てを本業である光半導体デバイス事業に集中させることが可能になります。
今後、アイ・シグマは中田仗祐氏がこれまで築き上げてきた京セミの特長、強み、そして企業文化を引き継ぎつつ、その更なる成長・発展に向け、積極的にサポートしていきます。また、アイ・シグマは、今まで以上に柔軟且つ機動的な経営体制を構築するために、京セミの一般株主の皆様が所有する京セミ株式18%を含む、京セミの全株式を取得することを目指しています。
以上
別紙(取引の概要)
<アイ・シグマ・パートナーズ株式会社(適格機関投資家等特例業者)概要>
設立 | : | 2013年6月 |
代表者 | : | 代表取締役 安田 和裕 |
所在地 | : | 東京都千代田区神田錦町3-23 |
資本金 | : | 1.5億円(資本準備金1.5億円) |
事業内容 |
: | プライベートエクイティ投資関連業務 |
株主 | : | 丸紅 85.01%、三井住友信託銀行14.99% |
URL | : | http://www.isigma-p.jp |
<アイ・シグマ事業支援ファンド2号投資事業有限責任組合概要>
設立 | : | 2013年7月 |
代表者 | : | 安田 和裕 |
所在地 |
: | 東京都千代田区神田錦町3-23 |
無限責任組合員 | : | アイ・シグマ・パートナーズ株式会社(適格機関投資家等特例業者) ファンド規模203億円 |
<京セミ株式会社>
設立 |
: | 1980年4月 |
代表者 | : | 代表取締役 横川 直博 |
所在地 | : | 京都府京都市伏見区恵美酒町949-2 |
事業内容 | : | 光半導体デバイスの開発・製造 |
URL | : | http://www.kyosemi.co.jp/ |
【本件に関するお問い合わせ先】
アイ・シグマ・パートナーズ株式会社
TEL: 03-3518-4140
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