2014年

モザンビーク国営石油との覚書の締結について

2014/01/30
丸紅株式会社


丸紅株式会社(以下、丸紅)は、モザンビーク国営石油(以下、ペトロモック)とメタノールからガソリンを製造する事業について検討を始めることで合意し、2014年1月12日にモザンビークで開催された、日本・モザンビーク投資フォーラムにおいて、覚書を締結しました。


同国は新たな産ガス国として台頭が見込まれていますが、原油の産出も精油所もない為、国内で消費するガソリンの全量を輸入に頼っています。
 
丸紅は以前よりペトロモック、及び同国営炭化水素企業(ENH)と共同で、三菱ガス化学株式会社、及び三菱重工業株式会社(以下、三菱重工業)の技術の適用を想定し、天然ガスからメタノールを製造する案件を検討しています。尚、輸出用メタノールの国際輸送については、世界最大シェアを有する株式会社商船三井を初めとする邦船の活用を想定しています。


今回は、三菱重工業の技術協力のもと、このメタノールを原料としてガソリンを製造する事業の経済性を検討するもので、成功すればガソリンの自国生産の途を開く画期的な取り組みになります。

 
今後本覚書に基づいて事業の検討を進め、同国の経済の発展に寄与していきます。

以 上

モザンビーク国営石油 概要
所在地:モザンビーク共和国 マプト州 マプト市
設立:1977年
従業員数:551名(2010年現在)
売上高:約111億メティカル(約390億円)(2010年現在)

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