エナジー・インフラソリューショングループ電力本部

主要取扱商品・分野
- 発電事業
-再生可能エネルギー発電事業
-LNG to PowerなどFuel to Power※1事業
-ガス焚きなどの火力発電事業 - 電力サービス事業
-電力小売事業
-分散型電源事業
-スマートシティ・地域密着型ユーティリティサービス事業
-ストレージ・VPP・V2X・アグリゲーション事業
-新事業
-EPC事業※2およびO&M事業
1 Fuel to Power:燃料(ガス)調達・貯蔵設備・および燃料を用いた発電を一つの事業として行うもの
2 EPC: Engineering, Procurement and Constructionの略
本部の強み
強固な地域営業力、開発拠点・資産管理体制と、業界トップクラスのIPP事業規模
発電事業では、強固な地域営業力と国内外に保有する案件開発拠点および資産管理体制、長年培ったEPCの知見やファイナンス組成力を活用することで事業案件の開発・建設並びに保守・運転に主体的に参画し、安全且つ安定した電力の供給と発電所の運営を行っています。
安定収益基盤である長期売電契約が付保されたIPP事業案件を中心に地域・電源において最適な資産ポートフォリオを構築しており、国内外に合計持分容量12,022MW(2022年3月末)を所有し欧米の一流IPP事業者に比肩する事業規模へと拡大しています。
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ランタウデダップ地熱発電事業(インドネシア) -
スールガス焚き火力発電所(オマーン) -
サンロケ水力発電所(フィリピン)
低炭素社会の実現に向け再生可能エネルギー事業の積極的な推進と拡大
持続可能な開発目標としての気候変動を緩和する低炭素社会の実現に向けて、石炭火力発電事業の縮小※3と再生可能エネルギー発電事業の更なる拡大※4により、発電事業に伴う環境負荷の低減に取り組んでいます。また、CO2排出量削減に向けた新技術の導入なども検討していきます。
3 保有持分容量約3GW(2018年度末見通し)を2025年までに半減
4 ネット発電容量ベースで2023年までに約20%へ拡大
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能代港洋上風力発電事業(日本)
(提供:秋田洋上風力発電株式会社) -
チャンフア浮体式太陽光発電所(台湾) -
スワイハン太陽光発電所(アラブ首長国連邦)
豊富な電力卸売・小売の経験
2001年に英国で設立したSmartestEnergy社は、再生可能エネルギー電源を中心に英国電力市場での卸調達・小売事業を手掛け、米国および豪州でも事業展開しています。また、国内では電力小売自由化が開始された2000年以降、PPS(Power Producer and Supplier)として丸紅新電力を設立し電力小売事業に参入。丸紅保有発電所からの電力調達により、電力小売時の需給バランス調整も自社内で行うなど、豊富な需給運用スキル・電源取扱実績を保有しています。
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SmartestEnergy社のトレーディングデスクの様子( 英国) -
三峰川電力 第一発電所 (長野県) -
敦賀バイオマス発電所 (福井県)
電力サービス事業の拡大・推進
電力サービス事業では、EPC事業、電力小売事業、分散型電源事業の拡張に加え、蓄電池設備のオンライン販売、太陽光発電・EVの車載蓄電池を用いた建物および電力系統向けサービス(V2X)実証、EVの配車・充電を最適化するAI事業の実証など、DXを活用した電力サービス事業分野の取り組みを強化拡大しており、スマートシティの開発や新エネルギーのサプライチェーン構築にも取り組んでいきます。
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蓄電池設備のオンライン販売(日本) -
V2X実証(英国) -
スマートシティ事業(フィリピン)
海外での豊富な電力EPC実績と独自のEPC取りまとめ能力
1960年代に海外電力設備の納入・建設に着手以来、日系・欧米メーカーと積極的に協調し、世界各国での発電・送電・変電のEPC案件の受注実績を積み重ねています。EPC契約者として修得した知見は、発電事業開発とのシナジー効果としても活かされています。
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サウスバンコク複合火力発電所 (タイ) -
オルカリア Ⅰ 地熱発電所 6 号機(ケニア)