2015年

豪州ロイヒル鉄鉱山プロジェクト初出荷について

2015/12/10
丸紅株式会社

丸紅株式会社(以下、「丸紅」)が15%出資する豪州Roy Hill Holdings Pty Ltd(以下、「RHH」)は、同社が推進するRoy Hill鉄鉱山開発プロジェクト(以下、「本事業」)から生産された鉄鉱石を、2015年12月10日にPort Hedland港の専用バースにて出荷第1船となるMV Anangel Explorerに船積み後、初出荷を完了しました。

 

RHHは本事業の開発費用を株主からの資金拠出および国際協力銀行、日本貿易保険をはじめとする銀行団からの総額72億米ドルのプロジェクトファイナンスにより調達し、2013年から開発を進めてきました。今後は本事業のフル生産体制構築に向け、操業の効率化、安定化を進めていきます。

 

本事業の生産・出荷能力は年間55 百万トンを予定しており、単一の鉄鉱山としては豪州最大規模で、高いコスト競争力を有しています。また、本事業から生産される高品位鉄鉱石には日本をはじめアジアの製鉄会社からも強い期待が寄せられており、既に生産量の90%以上を長期契約にて販売を完了しています。丸紅は事業パートナーである豪州Hancock Prospecting Pty Ltd、韓国POSCO、台湾中国鋼鉄と共に本事業の開発を継続して推進し、高品位鉄鉱石の安定供給を通じて日本をはじめとするアジアの鉄鋼産業に貢献していきます。


以 上

< 鉄道輸送の様子 > < 鉄道輸送の様子 >
< 船積みの様子 > < 船積みの様子 >

一覧に戻る