2012年

中近東向けにクラッド鋼管の大型案件を受注【伊藤忠丸紅鉄鋼】

2012/02/22
丸紅株式会社

中近東向けにクラッド鋼管の大型案件を受注

株式会社日本製鋼所(本社:東京都品川区、社長:佐藤育男)と伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社(本社:東京都中央区、社長:牛野健一郎)は、スペインのTecnicas Reunidas S.A. ( 以下 TR)社より約1万1千トン、またイタリアのSaipem社(共にEPC Contractor)より約4千トンの硫化水素や炭酸ガス含有の腐食性の高い天然ガスの輸送管に使用されるクラッド鋼管を昨年受注し、いずれも今年全量を出荷する予定です。
契約金額は、それぞれ1.5億米ドル、1億米ドル、合計2.5億米ドル超となります。クラッド鋼管としては、過去最大級の成約となります。

本品は、アラブ首長国連邦(U.A.E)の国営石油会社、ADNOC社が同国内で推進するShah Gas(シャーガス) Fieldの開発、及びサウジアラビアの国営石油・天然ガス会社、Aramco社が同国沖合いで推進するWasit (ワシット)Project用に供給されるもので、前者は TR社が全長約50キロ、後者はSaipem社が約33キロに及ぶガスパイプラインの敷設工事を、エンジニアリング・調達・建設の一括契約でそれぞれ受注しています。

海外メーカーとの厳しい競争を経て、高い技術力と豊富な実績を有する日本製鋼所の製品が評価を得たこと、またSaipem社との商談においても、対象が非常に腐食性の高い天然ガスを生産するガス田の開発プロジェクトで、Aramco社にとっては初のクラッド鋼管採用案件でもあったことから、高品質に加え幾多の供給実績を持つ日本製鋼所の製品がAramco社の要望に合致するものとして認定された結果が、受注に結びついたものと確信しております。加えて、パイプラインビジネス、鋼管の取引における長年の経験、実績により培われた伊藤忠丸紅鉄鋼の商社機能も認知、評価されたものと思います。

<クラッド鋼管について>
クラッド鋼管は、主原料の炭素鋼とニッケル、モリブデン、クロム等により組成される合金鋼とが金属的に完全に接合されたハイエンドな製品で、硫化水素や炭酸ガス含有の腐食性の高い天然ガスの輸送管用などとして採用されていますが、日本製鋼所の製品は、世界でもトップクラスのシェアを誇るもので、これからの有望分野であります。

クラッド鋼管の潜在的な需要は、今後も開発環境の厳しくなる中近東、豪州、欧州等で見込まれ、日本製鋼所、伊藤忠丸紅鉄鋼では今回の成約を機としてクラッド鋼管の拡販にさらにはずみをつけたいと考えています。

【お問い合わせ先】
株式会社日本製鋼所 経営企画室広報Gr担当
TEL: 03-5745-2012

伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社 総務部
TEL: 03-5204-3345

伊藤忠丸紅鉄鋼 ニュースリリースは下記よりご覧いただけます。

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